Photo © Ryoma Suzuki
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SJH / garari

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Location
Year
2018

近くにスポーツ施設もあることから、道幅の割に人通りが多い敷地。
大らかな施主は有効なテラス空間を求めていたが、ここではテラスを無防備に配置することは、
道路を行き交う人との距離感が近く、かえって開放的な暮らしが行えない事が想像できた。
外部からの視線と解放された暮らしをどう叶えるか。。。
ただ「開放」ではなく「閉じながら開く」という方向性に絞り、外壁面を少し操作することで、解放に転じる方向性を模索することとしている。
そこで、採光と通気を得ながら、視線を遮ることができる「ガラリ」という昔ながらの技法。
あくまで外壁でありながら、一部がガラリになり、その奥に間口いっぱいのインナーバルコニーを作ることで「閉じながら開く」を実現する。
このガラリの一枚一枚のサイズ・角度・素材などの関係性によって、”いかに閉じ、いかに開くか”を原寸大のモックアップによって検討したが、組み合わせは無限にあって、ようやく納得のいく組み合わせにたどり着く。
素材は、内側に反射率の高い溶融亜鉛メッキ鋼板を貼り、外部からは感じれない程の光を乱反射させながら優しい光を室内に送り込み、安心感と開放感の双方を満たしてくれる。
1階部分は、エントランスホールのような、倉庫のような、趣味室のような、二つ目のリビングのようなスクエアな空間があり、ここには趣味のもの、仕事のもの、衣類などミックスされながらも、 それなりのルールを保ちながら収納されている。
住宅密集地の中で、大らかな家族の大らかな暮らしは、少しの工夫と成熟したルールの中で、日々送られることとなる。

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