一色の家

神奈川県三浦郡葉山町, 日本, 2023

建築家にとって計画地に足を運び初めてその土地に出会う瞬間は一度限りのもので、環境や風景、街並みと対峙して感じることができる新鮮な所感はその時だけに得られる特別なものである。初見でその場に建てる建物の空間構成が自然とイメージできる土地は、可能性を多く持つ魅力的な土地なのだと思...

鎌倉寺分の家

神奈川県鎌倉市, 日本, 2020

家族の距離と多様な居場所 家で過ごす時間が長くなった昨今、住宅の中の居場所も変化が求められている。この住宅は、ちょうどその変化の中で計画が進んだ。 敷地は緑豊かな高台の縁に位置し、眺望がよく、隣地の桜の大木を借景として楽しむことができる。建主は以前より敷地近くに住み、子...

おおたかの森の家

千葉県流山市, 日本, 2018

かつて大鷹が棲んでいたことからつけられた地名をもつ町は大規模な開発により切り拓かれ、幾筋もの道路が敷設された真新しい住宅地へと様変わりした。広大な更地となった土地を見た時、その一角に小さな森をつくることができないかと考えた。  「膨大な蔵書の収容と野鳥の観察ができる家が欲...

安曇野穂高の家

長野県安曇野市, 日本, 2014

長野県のほぼ中央、松本盆地の北西に位置する安曇野は山々に囲まれた田園風景の広がる風光明媚な土地である。 敷地は安曇野の市街から少し離れた北アルプスの裾野に近い小高くひらけた場所で、西に穂高の山々、東にとうもろこし畑と遠景に安曇野の市街が見渡せる。この土地へ初めて訪れた際に...

牛久の家

茨城県, 日本, 2011

敷地は南側ひな壇の郊外住宅地で、東南の角地である。建物本体は、街に自然と溶け込むように道路の傾斜に合わせてスキップフロアの平屋建てとし、ボリュームを抑え、全体を片流れの大屋根で覆った。  自然光の差し込む南側にはオープンなリビングダイニングと客間、北側にはプライベート...

関前の家

東京都武蔵野市, 日本, 2009

 

東京の家

東京世田谷区, 日本, 2008

都心の閑静な住宅街の中で、敷地は南側のみ道路に接し、それ以外を中層の集合住宅に囲まれている。建物は屋上付きの三階建てで、一部を除き大きなワンルーム構成になっている。太陽光は吹抜け最上部に設けられたハイサイド窓から、建物の背骨となる曲面壁に沿って、包み込むように最下層まで降り...

西鎌倉の家

神奈川県鎌倉市, 日本, 2006

敷地は西鎌倉の小高い山を切り開いた分譲住宅地の端に位置し、北西側には雄大な山並みと雑木林がパノラマ状に広がり、遠くに丹沢山系や富士山を望むことが出来る。建物はその雑木林に最も近づく北西の敷地境界線近くに、木造平屋で計画した。  なだらかに傾斜する庭のアプローチを上って...

吉村順三建築展展覧会場構成

東京藝術大学大学美術館, 日本, 2005

 

上荻の家

東京都杉並区, 日本, 2001

 

ファンタジアの家2

神奈川県藤沢市, 日本, 1999

前回の「ファンタジアの家」の完成後いくらかの時が流れ、子供たちから「今度は自分たち専用のキッチンやトイレをつくってほしい」という要望が出たのをきっかけに、人形劇場と合わせて3棟をあらたに計画することになった。保育園の敷地南西に位置するこの場所は、野放しの雑木林が生む日照不足...

ファンタジアの家1

神奈川県藤沢市, 日本, 1995

海の近くにある小さな保育園の園舎である。もともと使われていたインディアン・テントの老朽化と園児の増加のため、新たな園舎を計画することとなった。敷地には海からの南風が心地よく、大きなクスノキをはじめ、赤松や孟宗竹などが生い茂る。この樹木がつくり出す自然の空間にはできるだけ手を...